- 刘笑明《日本国家概况》(第三版)笔记和课后习题详解
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- 2021-05-24 15:18:04
第二章 日本の人口と気候
2.1 复习笔记
目次
第一節 総人口と大都市
第二節 日本の気候
第三節 季節風・梅雨・台風
第四節 自然災害
第一節 総人口と大都市
一、総人口
(一)総人口
日本の総人口は、2010年の国勢調査の結果によると、約1億2705万人である。人口全体としての増加率は下がっている。
(二)人口の分布
人口の分布は温暖で交通・産業の発達した太平洋側沿いの平野に多く、本州の南関東から北九州にかけて人口の70%が集まっている。
(三)三大都市圏
①概況
とりわけ関東平野・大阪平野・濃尾平野を中心に人口が分布し、東京・大阪・名古屋の三大都市圏への人口集中が著しい。特に東京圏への人口集中率は高い。現在東京50km圏内の人口だけで、全人口の1/4近くを占める。
②人口の過密からの問題
大都市圏は地価の高騰、住宅の不足、交通事情の悪化、ごみ処理の問題など深刻な問題を抱えている。
(四)人口問題
①過密と過疎
a.人口密度が高すぎる所を過密、低すぎる所を過疎と言う。工業の発展に伴って人口が都市に集中し、農村では著しく減少した。今日本では過密と過疎が進んでいる。
b.人口密度が一番高い所:東京都
人口密度が一番低い所:北海道
②少子化と高齢化
a.今日本では子供の数が少なくなり、年寄りの数が多くなっている。これを人口の高齢化と言う。日本はすでに1970年に高齢化社会に入っていたことになる。
b.日本人は世界で一番寿命が長い国民である。
二、大都市
現在日本には人口100万以上の大都市が13ある。その都市の人ロから見れば、①東京、②横浜、③大阪、④名古屋、⑤札幌、⑥神戸、⑦京都、⑧福岡、⑨川崎、⑩さいたま、⑪広島、⑫仙台、⑬北九州と順番に並んでいる。
(一)札幌市
①札幌市は北海道の政治・経済の中心的な都市であり、札幌都市圏を形成している。
②地理特徴
冬は降雪量が多い。夏は梅雨がなく、台風の影響も少ない。水資源は豊かである。
③産業
食品加工業を中心に、道内の農作物・魚介類などの集積地という利点を活かし、古くから食品加工業が発達してきた。
④文化
札幌雪祭り
(二)仙台市
①仙台市は宮城県の中部にあり、同県の県庁所在地であり、東北地方の最大都市でもある。東北地方の中で最も人口の多い都市である。
②地理特徴
極端に暑くも寒くもない都市である。
③産業
米は仙台の主力農産物である。近年サービス業が伸びつつあり、東北全体を商圏とする「卸売業」、仙台都市圏を中心に南東北全体に商圏を形成する情報関連産業が多く立地している。
④文化
日本の学術を支える重要な都市である。
仙台七夕まつり。
仙台・松島。
(三)さいたま市
①さいたま市は関東平野の中央部に位置し、埼玉県の南東部にある市で、同県の県庁所在地である。
②地理特徴
気候は温暖湿潤気候に属するが、夏季に比べ、冬季の降水量が少ない。
③産業
第三次産業が中心である。
(四)東京都
①東京都は関東平野に位置し、東京湾に面している。東京都には、事実上の日本の首都機能が置かれている。日本の司法・立法・行政の中心地であり、経済の中心地でもある。日本で一番大きな都市であり、首都圏を形成している。東京都区部を中心とする首都圈は世界で最も人口が多い都市圏である。
②地理特徴
四季の変化が明瞭であり、天気が日によって変化しやすい。
③産業
a.東京は日本の政治、経済、文化の中心地ばかりでなく、ここには金融、製造業などの大企業の本社や全国的な団体や組織の本部や大学なども集中している。それらに隣接してホテル、デパート、旅行代理店、飲食娯楽施設などが多数立地している。
b.人口のドーナツ化現象が起こってきた。首都圏整備法という法律が作られ、それに基づいて東京を中心とする広い範囲の整備計画が進められている。
c.第三次産業が占める割合が極めて高い。
d.世界第3位の経済大国の中心として、世界経済でも大きな地位を占めている。
④交通
羽田空港(東京国際空港)、成田空港(新東京国際空港)
山手線、地下鉄、路面バス、新幹線、首都高速道路など
(五)横浜市
①横浜市は東京湾に面して関東地方南部、神奈川県東部に位置する都市であり、同県の県庁所在地である。東京に次ぐ日本の第二大都市である。横浜港は金港とも呼ばれ、国際港湾都市へと発展させる礎となっている。
②地理特徴
四季は明瞭であり、1年を通じて穏やかな気候である。
③産業
第一次産業の割合が低く、第二次産業と第三次産業の割合が高い。
(六)川崎市
①川崎市は神奈川県の北東部に位置し、東京都と横浜市に挟まれた細長い市域を持つ。
②産業
第一次産業は農地が減少し、現在は市の施策などで伝統的な果樹栽培の復興などに力が注がれている。第二次産業は京浜工業地帯に位置するため、製鉄所や化学工場、機械・電気工業などの建設が進んでおり、大規模工場とそれに関連する中小工場が多く建設されている。近年では先端技術の研究所なども多く立地する。
(七)名古屋市
①名古屋市は愛知県西部に位置し、東京と京都の間あるため、中京とも呼ばれ、三大都市圏の一つである中京圏の中枢都市となっている。中部地方の政治・経済・文化の中心地であり、県庁所在地である。
②地理特徴
夏は高温多湿で非常に蒸し暑く、全国でも有数の酷暑地帯である。
③産業
第二次産業は中京工業地帯の中核であるため、製造業が多く名古屋に集中している。
(八)京都市
①京都市は京都府最大の市で、府庁所在地である。京都府の南部に位置し、京都市を中心として京都府南部・滋賀県南西部に広がる京都都市圏が形成されている。
②気候
盆地の中に位置するので、瀬戸内海式気候と内陸性気候を併せ持ち、夏と冬、昼と夜は温度差が大きい。
③産業
伝統工芸のみならず、現代産業を支えている地域の一つである。
④文化
京都市は第二次世界大戦の戦災被害を免れた数少ない都市でもある。このため、古い史跡や町並み、文化などが数多く京都市内に存在する。日本で有数の観光都市・国際観光文化都市である。
(九)大阪市
①日本の近畿地方・大阪府のほぼ中央に位置し、同府の府庁所在地である。近畿地方の行政・経済・文化・交通の中心都市である。市域の西部は大阪湾に面し、沿岸北西部にかけて阪神工業地帯が広がり、市域を中心として大阪都市圏及び京阪神大都市圏が形成されており、西日本の物流の中心として繁栄してきた。
②気候
瀬戸内海式気候に属し、年間を通して温暖である。
③産業
戦後、都市は重化学工業の比重が高まり、現在も阪神工業地帯の中核を担っている。また卸売業を中心に商業活動も活発で、金融街が形成されている。
(十)神戸市
神戸市は兵庫県南部に位置し、県庁所在地である。南は瀬戸内海の大阪湾に面して世界でも有数の港が広がっている。
(十一)広島市
①広島市は中国地方の中南部、広島県西部に位置し、県庁所在地である。世界史上初めて原子爆弾で爆撃された都市として知られており、国際平和文化都市としても一定の影響力を持っている。
②気候
日本海側気候と瀬戸内海式気候の境界に相当する。
③産業
戦後、重工業や自動車産業を中心に復興し、瀬戸内海工業地域を構成する西日本有数の工業都市である。
④交通
都市内交通の中核は路面電車が担っているため、広島は路面電車の街として有名である。
(十二)北九州市
①北九州市は九州の北東端に位置し、関門海峡を挟んで本州の下関市と向かい合い、市の北側は日本海に面し、東側は瀬戸内海に面する。福岡県にある市の一つであり、県庁所在地ではない。
②気候
日本海型と瀬戸内海型が折衷しているため、冬から春の季節にかけては雨や雪が比較的多く、すっきりとしない天気の日が長く続く。
③産業
鉄鋼・化学・窯業・電機などの工場が集積する北九州工業地帯を形成している。
(十三)福岡市
①福岡市は九州の北部にある福岡県の西部に位置し、県庁所在地であり、九州地方における最大の都市である。
②気候
夏において多雨な太平洋側気候の一面を見せつつ、冬において日本海側気候の一面も見せるという特徴である。冬から春にかけては晴天は少ない。
③産業
第一次産業として、農業形態は野菜と花卉を中心とする典型的な近郊農業の特徴を示している。第二次産業は食品加工業や出版・印刷業などの情報関連産業を中心とする。第三次産業のシェアは大都市の中でも極めて高く、特に卸売・小売業とサービス業は高い比率を占めている。このため商業・サービス業中心の大都市とする色合いが強く出ている。
④交通
福岡空港は全国で都市の中心部から空港までの距離が一番近い空港である。
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第一节 总人口与大都市
一、总人口
(一)总人口
根据2010年国情调查的结果,日本的总人口约为1亿2705万人。人口增长率总体上持续下降。
(二)人口的分布
人口多分布在温暖且交通、产业发达的太平洋沿岸的平原上,从本州的南关东到北九州集中了70%的人口。
(三)三大都市圈
①概况
人口集中分布在以关东平原、大阪平原、浓尾平原为中心的地区,向东京、大阪、名古屋这三大都市圈的人口集中非常显著。特别是东京圈的人口集中率高。现在仅东京50km范围内的人口就占全部人口的近1/4。
②人口过密带来的问题
由于人口过密,大都市圈出现地价高昂、住宅不足、交通情况恶化、垃圾处理问题等一些严重的问题。
(四)人口问题
①过密与过疏
a.将人口密度过高的地区称为“过密”,将人口密度过低的地区称为“过疏”。随着工业的发展,人口集中于都市,在农村的人口则显著减少。如今日本的过密和过疏在同时进行。
b.人口密度最高的地区:东京都人口密度最低的地区:北海道
②少子化与高龄化
a.现今日本的孩子的数量越来越少,老年人的数量越来越多。这称为老龄化。日本早在1970年就进入了老龄化社会。
b.日本人是世界上寿命最长的国民。
二、大都市
现在日本人口超百万的大都市有13个。按照人口数量依次为:①东京②横滨③大阪④名古屋⑤札幌⑥神户⑦京都⑧福冈⑨川崎⑩埼玉⑪广岛⑫仙台⑬北九州。
(一)札幌市
①札幌市是北海道的政治、经济中心,形成札幌都市圈。
②地理特征
冬季降雪量多;夏季没有梅雨,受台风影响也较少。水资源丰富。
③产业
以食品加工业为中心,充分利用道内的农作物、鱼贝类等的集散地这一优势,自古以来食品加工业就较为发达。
④文化
札幌冰雪节
(二)仙台市
①仙台市位于宫城县中部,是县厅所在地,也是东北地方最大的都市、东北地方人口最多的都市。
②地理特征
气候既不会极端炎热也不会极端寒冷。
③产业
米是仙台的主要农产品。近年服务业逐渐发展起来,以东北地区全域为商圈的批发业,以仙台都市圈为中心、以东北地区南部为商圈的信息关联产业多布局在此。
④文化
支撑日本学术的重要城市。仙台七夕祭。仙台松岛。
(三)埼玉市
①埼玉市位于关东平原中央地区、埼玉县东南部,是县厅所在地。
②地理特征
气候属温暖湿润气候,与夏季相比冬季的降水量较少。
③产业
以第三产业为中心。
(四)东京都
①位于关东平原,面对东京湾。东京都发挥着作为日本首都的职能,是日本司法、立法、行政中心,也是经济中心。是日本最大的城市,形成了首都圈。以东京都为中心的首都圈是世界上人口最多的都市圈。
②地理特征
四季变化明显,天气经常变化。
③产业
a.东京不仅是日本政治、经济、文化中心,还集中了金融、制造业等大企业的本社,全国性团体、组织等的本部以及大学等。与之关联的酒店、商场、旅行社、饮食娱乐设施等多布局在此。
b.出现人口空洞化现象。制定首都圈整备法,基于此推进以东京为中心的广阔范围内的整备计划。
c.第三产业所占比例极高。
d.东京作为世界第3位经济大国的中心,在世界经济中也占有重要位置。
④交通
羽田机场(东京国际机场),成田机场(新东京国际机场)
山手线,地铁,地面公交,新干线,首都高速公路等
(五)横滨市
①横滨市面向东京湾,位于关东地方南部、神奈川县东部,是县厅所在地。仅次于东京的日本第二大城市。
横滨港又被称为金港,构成了横滨发展为国际港湾都市的基础。
②地理特征
四季分明,全年气候稳定。
③产业
第一产业的比例低,第二、三产业的比例高。
(六)川崎市
①川崎市位于神奈川县东北部,市域狭长,被夹在东京与横滨之间。
②产业
第一产业的农业用地减少,现在致力于传统果树栽培的复兴等。第二产业由于处在京滨工业地带上,制铁所、化学工厂、机械、电气工业等的建设一直在进行,建成了许多大规模工厂及与之关联的中小工厂。近年来先端技术的研究所等也多布局在此。
(七)名古屋市
①名古屋市位于爱知县西部,因处于东京与京都之间,又被称为中京,是三大都市圈之一的中京圈的中枢城市。中部地方的政治、经济、文化中心,县厅所在地。
②地理特征
夏季高温多湿非常闷热,是全国有名的酷暑地带。
③产业
由于第二产业是中京工业地带的核心,众多制造业集中在名古屋。
(八)京都市
①京都市是京都府最大的市,府厅所在地。位于京都府南部。以京都市为中心扩展到京都府南部、滋贺县西南部,形成了京都都市圈。
②气候
处于盆地中,濑户内海式气候与内陆性气候并存,夏冬以及昼夜温差大。
③产业
现在除了传统工艺以外,也是支撑现代产业的地区之一。
④文化
京都是免受第二次世界大战破坏的少数城市之一。因此保留有大量古历史遗迹、街道、文化等。是日本屈指可数的观光城市、国际观光文化城市。
(九)大阪市
①位于日本近畿地方、大阪府的大约中央位置,府厅所在地。是近畿地方的行政、经济、文化、交通中心。城市西部面向大阪湾,沿岸西北部是阪神工业地带。以大阪市为中心形成了大阪都市圈和京阪神大都市圈,作为西日本的物流中心繁荣起来。
②气候
属濑户内海式气候,全年温暖。
③产业
战后重化学工业的比重升高,现在也承担着阪神工业地带的核心。此外以批发业为中心的商业活动活跃,还形成了金融街。
(十)神户市
神户市位于兵库县南部,是县厅所在地。南部面向濑户内海的大阪湾,拥有世界上少有的良港。
(十一)广岛市
①广岛市位于中国地方中南部、广岛县西部,是县厅所在地。作为世界史上第一个遭受原子弹爆炸袭击的城市而被熟知,同时作为国际和平文化城市也具有一定的影响力。
②气候
属于日本海侧气候与濑户内海式气候的交界。
③产业
战后以重工业和汽车产业为中心复兴,是构成濑户内海工业地区的西日本屈指可数的工业城市。
④交通
市内交通的核心是地面电车,因此广岛市作为“地面电车的城市”而闻名。
(十二)北九州市
①北九州市位于九州的东北部,隔关门海峡与本州的下关市相对,城市北侧面向日本海,东侧面向濑户内海。是福冈县的一个市,不是县厅所在地。
②气候
日本海型与濑户内海型的折衷式气候,从冬季到春季,雨、雪等比较多,长时间持续阴蒙蒙的天气。
③产业
形成了钢铁、化学、烧窑、电机等工厂聚集的北九州工业地带。
(十三)福冈市
①福冈市位于九州北部的福冈县的西部,是县厅所在地,九州地方的最大城市。
②气候
夏季是多雨的太平洋侧气候,冬季则是日本海侧气候。从冬季到春季都少晴天。
③产业
第一产业以蔬菜和花卉为中心,展示出典型的近郊农业特征。第二产业以食品加工业和出版、印刷业等信息关联产业为中心。第三产业的比重即使在大城市中也算极高,特别是批发、零售业以及服务业占有很高比重。因此具有作为商业、服务业中心的大都市的强烈色彩。
④交通
福冈机场是日本全国距离城市中心区最近的机场。
第二節 日本の気候
一、概況
(一)日本は中緯度地帯に位置するため、全体的に見ると気温が温暖で、四季の区別がはっきりしている。
(二)しかし、列島の北端から南端まで3500kmあるので、地域によって気温の差が大きい。
(三)また、日本はアジア大陸の東端、太平洋の西端にあり、季節風帯にあるうえ、周囲が海に囲まれているため、夏も冬も季節風が雨や雪を降らせる。このため日本の気候は多雨多湿である。
二、四季の典型的気候
(一)フェーン
春になると、日本海側ではフェーン現象が見られることがある。
(二)梅雨入り
小笠原気団とオホーツク気団との間に、東西に伸びる梅雨前線が日本列島南岸に停滞すると、梅雨の季節に入る。梅雨には高温多湿な日が続き、日本の特徴的な季節となっている。
(三)梅雨明け
小笠原気団がほぼ日本全土を支配すると、梅雨明けである。晴天が続き、湿度が高い。
(四)台風、秋霖
夏の終わりから秋にかけては、台風が到来する。この時期は台風の襲来だけでなく、揚子江気団と小笠原気団との間にできる秋雨前線により、比較的雨が続くことが多く、秋霖の季節と呼ばれている。
(五)秋晴れ
移動性高気圧と温帯低気圧が交互に日本を通過し、比較的天気に恵まれ、秋晴れの季節となる。
(六)冬の訪れ
寒冷なシベリア気団から季節風が吹き出すと、もう冬の訪れである。シベリア気団の勢力が衰えるまで、春は来ない。
三、地域によって違う気候
(一)気温を中心にする分けかた
日本の国土は南北に細長いので、南と北では気候がかなり違っている。
①亜寒帯性気候
渡島半島を除いた北海道
②亜熱帯性気候
奄美大島以南の南西諸島
③温帯性気候
その中間にある渡島半島、本州、四国、九州
気温を中心にして分けると、日本の大部分の地方は温帯性気候であるが、南には亜熱帯性気候の所があり、また北には亜寒帯性気候の所もある。
(二)季節風の影響
日本は季節風帯にあるため、季節風も日本の気候に大きな影響を与えている。
①冬は北西の冷たい季節風が強く吹き、夏は南東の季節風が吹いて、暖かい湿った空気を運んでくる。
②このため太平洋岸では夏季に雨量が多く、日本海岸では冬季に深雪となる。
(三)地形の影響
高い山々が列島の中央部を貫いている。このような地形も日本の気候に大きな影響を与えている。
①中央部の山地を境にして、太平洋側と日本海側とでは気候がずいぶん違う。
②太平洋側は夏に雨の日が多く、冬は乾いた風が吹き、晴れた寒い日が続く。これに対して、日本海側では夏にはわりあい晴天の日が続くが、冬は雪や雨の日が多く、曇った日が続く。
(四)海流の影響
日本の気候は大いに海流に影響されている。
①南方からの暖流は北方からの寒流を弱めて日本を暖かくする。また北方からの寒流は日本の東北部を寒くする。
②その結果、海岸地帯と海から離れた内陸の盆地とでは気候が違っている。
(五)まとめ
①気候の二大区分
以上の原因によって、日本の気候は大きく太平洋側気候と日本海側気候に分けられる。この二大区分を前提として、日本をいくつかの気候区に分けることができる。
②気候区
太平洋沿岸気候区:夏は雨が多く、冬は乾燥する。
日本海沿岸気候区:一般に夏はわりあい雨が少なく、冬は雪が多い。
北海道気候区:冬が長く、日本海側に雪も多く、気温は低い。
南西諸島気候区は:一年中気温が高く、しかも台風による雨が多い。
瀬戸内海気候区:冬も温暖で年中雨が少なく、晴れた日が多い
中部高地気候区:夏と冬の気温の差が大きく、降水量が少ない。
③気候の四大性質
a.島嶼であるため、全般に気温変化が穏やかで降水量が多く、海洋性気候を呈する。
b.国土が長く、南北で気温に大きな違いがある。
c.列島の中央を縦走する山岳地帯を境にし、太平洋側と日本海側とで天候が大きく異なる。
d.中緯度の大陸東岸に位置するため、季節風(モンスーン)の影響を強く受ける。
四、気候の影響
気候は産業や生活に大きな影響を与えている。日本人は季節感が鋭く、それが美意識に反映して日本人の感性を形成してきた。
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第二节 日本的气候
一、概况
(一)日本位于中纬度地带,整体上气候温暖,四季分明。
(二)但由于列岛南北向狭长,地域之间的气温差别较大。
(三)此外日本位于亚洲大陆东侧、太平洋西侧,处在季风带上,加之四面环海,因而无论冬夏季风都会带来雨雪天气。因此日本的气候多雨多湿。
二、四季的典型气候
(一)焚风
春季日本海一侧会出现焚风现象。
(二)入梅
小笠原气团与鄂霍次克气团之间东西向延展的梅雨前线滞留在日本列岛南岸就会进入梅雨季节。梅雨季节持续高温多湿,成为具有日本特征的季节。
(三)出梅
小笠原气团几乎控制日本全境时就会出梅。持续晴天且湿度高。
(四)台风、秋霖
夏末入秋时,台风到来。这一时期除台风以外,由于扬子江气团与小笠原气团之间的秋雨前线,持续降雨较多,被称作秋霖的季节。
(五)秋晴
移动性高气压与温带低气压交错通过日本,天气较好,进入秋高气爽的季节。
(六)冬季到来
寒冷的西伯利亚气团吹来季风,冬季到来。西伯利亚气团势力减弱之后才会进入春季。
三、随地域不同的气候
(一)以气温中心的划分
国土南北狭长,南与北的气候相当不同。
①亚寒带气候
除渡岛半岛以外的北海道。
②亚热带气候
奄美大岛以南的西南群岛。
③温带气候
位于两者中间的渡岛半岛、本州、四国、九州。
以气温为中心划分,日本大部分地区是温带气候,同时南部有那热带气候,北部有亚寒带气候。
(二)季风的影响
由于日本处在季风带上,因而季风也给日本气候带来巨大影响。
①冬季是从西北方向吹来的寒冷季风,夏季从东南方向吹来的季风带来温暖湿润的空气。
②因此太平洋沿岸夏季雨量大,日本海沿岸冬季降雪多。
(三)地形的影响
高大的山脉贯穿日本列岛中央,地形也给日本气候以巨大影响。
①以中部的山地为界,太平洋一侧与日本海一侧的气候迥异。
②太平洋一侧夏季多雨,冬季吹干燥的风,持续晴朗、寒冷的天气。与此相对日本海一侧夏季晴天比较多,冬季雨雪天气多,持续阴天。
(四)洋流的影响
日本气候还深受洋流的影响。
①从南方来的暖流削弱了从北方来的寒流,给日本带来温暖。从北方来的寒流使日本东北部寒冷。
②结果:沿海地带和距海远的内陆盆地地区气候不同。
(五)总结
①两大气候划分
由于上述因素,日本的气候大体分为太平洋侧气候与日本海侧气候。以此为前提可以进一步将日本划分为几个气候区。
②气候区
太平洋沿岸气候区:夏季多雨,冬季干燥。
日本海沿岸气候区:夏季降雨较少,冬季雪多。
北海道气候区:冬季漫长,日本海一侧降雪多、气温低。
西南诸岛气候区:全年高温,而且因台风降雨多。
濑户内海气候区:冬季也温暖,全年降雨少,多晴天。
中部高地气候区:冬夏气温差别大,降水量少。
③四大气候特性
a.由于是岛屿,整体上气温变化平稳,降水量大,呈现出海洋性气候的特征。
b.国土狭长,南北气温差异大。
c.以纵贯列岛中央的山岳地带为界,太平洋一侧与日本海一侧的气候迥异。
d.由于位于中纬度大陆东岸,深受季风影响。
四、气候的影响
气候给产业和生活带来巨大影响。日本人季节感敏锐,反映在其美意识中形成了日本人的感性。
第三節 季節風・梅雨・台風
一、季節風
(一)日本では夏には太平洋から南東の風が、冬にはアジア大陸から北西の風が吹く。
(二)夏の季節風も冬の季節風も海から吹いてくるので、水分が多い。それで、夏は太平洋側で南東の季節風が吹いて蒸し暑く、雨が沢山降り、冬は日本海側で大陸方面からの北西の季節風によって雪が沢山降る。しかし本州の中央に高い山があるので、日本海側で雪が降る時は、太平洋側では乾燥した晴天が続く。
(三)季節風の影響をあまり受けない地方もあり、瀬戸内海の沿岸の地方や本州の中央の高地などである。
二、梅雨
(一)毎年六月上旬から七月中旬にかけて高温多湿の雨季になる。つゆには毎日雨が降る。雨が降らない日にもあまりよい天気にはならない。
(二)梅雨は西南日本に強く、東北へ行くほど弱くなり、北海道には梅雨はほとんどない。
(三)空梅雨:梅雨時に雨が降らないこと。
三、台風
(一)日本では毎年8月から10月ごろにかけて台風が多く来る。
(二)台風は毎年多くの風水害を日本列島にもたらす。しかしながら、台風時の大雨は水資源を豊かにする。
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第三节 季风、梅雨、台风
一、季风
(一)日本夏季吹从太平洋来的东南风,冬季吹从亚洲大陆来的西北风。
(二)由于夏季风与冬季风均从海上吹来,所以水分较多。因此夏季太平洋一侧吹东南季风,天气闷热、降雨多;冬季日本海一侧吹来自大陆方向的西北季风,降雪多。但由于本州中央有高大山脉,当日本海一侧降雪时,太平洋一侧则持续干燥晴朗的天气。
(三)濑户内海沿岸地区和本州中央高地等地几乎不受季风影响。
二、梅雨
(一)每年六月上旬到七月中旬进入高温多湿的雨季。在梅雨季节每天降雨。即使不降雨也不会是晴好天气。
(二)梅雨在日本西南部强,越往东北势力越弱,北海道几乎没有梅雨。
(三)空梅雨:梅雨季节不下雨。
三、台风
(一)日本每年8月到10月左右多台风。
(二)台风每年给日本列岛带来许多风灾和水灾。同时台风的大雨带来丰富的水资源。
第四節 自然災害
一、定義
自然災害とは、危機的な自然現象(火山噴火、地震)によって人命や人間の社会的活動に被害が生じる現象という。
二、概況
日本は地盤が不安定であり、気候の変化が激しいため、世界の中でも自然災害が多い国である。
三、火山の爆発
日本は火山の多い国であるので、火山の爆発も多く、時には災害となる。有名な火山:阿蘇山、富士山など。
四、地震
日本は地震が多く、地震国として有名である。
大きな震災:1923年の関東大震災、1995年の阪神淡路大震災、2011年の東日本大震災など。
五、津波
地震や海底火山の爆発は時には津波を起こして、被害を与えることがある。
六、風水害
台風による風水害は日本にとって大きな災害でもある。
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第四节 自然灾害
一、定义
自然灾害指因危机性的自然现象(火山喷发、地震等)而危害到人的生命以及人的社会活动的现象。
二、概况
日本所处地壳不稳定,气候变化也较为激烈,因此是世界上自然灾害较多的国家。
三、火山喷发
日本是个多火山的国家,火山喷发较多,有时形成灾害。
著名的火山:阿苏山、富士山等。
四、地震
日本多地震,是有名的地震国。
比较大的震灾:1923年的关东大震灾、1995年的阪神淡路大震灾、2011年的东日本大震灾等。
五、海啸
地震以及海底火山爆发等有时会引起海啸,造成灾害。
六、风灾、水灾
台风带来的风灾、水灾也给日本造成巨大灾害。